瞼の味

On 2012年1月18日, in 未分類, by user

 「やってよかった?」。

目の前にいる幼馴染のあいこは、「うん!」と元気よく即答。

確かに、一重を二重まぶた にしただけで全体的に華やかな印象に

チェンジ。落ち着いた地味な雰囲気が、瑞々しい元気カラーに印象を

変えて華やかになったみたい。

 「あらっ?全部を整形したの?」。なんて、幼馴染独特の毒舌つきで

2人は少なからず存在する変化と反応に対する緊張感を解いた。

 とにかく彼女は、人のまぶたに執着する子どもだった。私は、彼女と

おなじ一重まぶたなのに全く気にしてないし、むしろ一重には一重の味が

あると思っていた。というより、婆ちゃんがそんなあいこに伝える口癖

だったから、身内なんだろうね。婆ちゃんの言葉に、さすがだなと愛を

感じていた。

 感情にとっては、念願の手術成功が何よりの幸せなんだろうね。

十人十色とはよく言ったものよね。

 

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